空売りとは？

株の基本は
『安い時に買って、高くなったら売る』
購入時の株価と売却時の株価の差額で利益を得る仕組みです。
持っている銘柄の株価があがったタイミングで売却すれば、
利益を生む事が出来ます。
当然、下がってる時は利益を出すことはできません。

株価が下がると儲かる？そんな投資方法！⇒『空売り』

信用売りというのは、証券会社から株を借りて売る投資方法です。
元々自分が持っていない株を借りて売る為、「空売り」とも言います。
もちろん借りた株は返す必要があるので、
期限までに売った株を買戻さなくてはいけませんが、
その際に売却時と買戻し時の株価の差が利益になります。
つまり売った時より株価が下がるほど利益がでる。
通常の株（現物取引）と逆転の発想で利益を得る投資方法です。

ということは・・・ 上昇時も下降時も利益を得るチャンスに？

空売りできれば上げ相場でも下げ相場でも対応できますので、
儲けのチャンスが２倍に広がりますし、 つなぎ売りなど、
どのような相場でもリスクを回避して 投資できるようになります。

もちろん空売りしすぎにもデメリットが！

信用売りは思わぬところでリスクが発生する事があります。
ある株について空売りする人が増えて、
貸し出す株が足りなくなってしまうと、
証券金融会社は他にその株が余っている証券会社や
銀行から調達してくる必要があり、
調達費はその銘柄の売り方全員で負担することになります。
この調達日として徴集される費用を逆日歩（ぎゃくひぶ）または品貸料と言います。

新規建受渡日から決済受渡日の前日までの期間の品貸料の累計×売建数